「よくわかる退院支援」の刊行

前職の首都大学東京で在宅看護を一緒に担当していた戸村ひかり先生が編著者となられた「よくわかる退院支援」が学研メディカル秀潤社から刊行されました。私も共同執筆者として協力させてもらいました。

図鑑で有名な学研から出ていることもあり説明には図が多く、タイトルの通り退院支援が「よくわかる」書籍です。学生実習や新人教育でも使えるような平易さではありますが、退院支援に長く関わられている研究者や現場の方が書かれているので内容は本質的なものですので、関心のある方には是非ご一読をオススメします。

私が首都大学東京に着任した15年ほど前から退院支援の授業や実習を行ってきました、当初からご協力いただいていた川崎幸病院の皆様や、その後にご協力いただいていた都立大塚病院、健和会柳原病院の看護職の皆さんにご協力を頂いており、首都大での退院支援の教育の集大成的なものを戸村先生が作成してくださったことに心から感謝します!

南江堂成人看護学概論(改訂第3版)が刊行

ご案内が遅れましたが、成人看護学 成人看護学概論(改訂第3版)が3月末に刊行されました。今年は改訂でしたので全体的に地域包括ケアとか、介護者としての成人など時代に合わせた変化が加えられています。
私の担当は成人の生活習慣関連ですので、それほど大きな変化はないのですが、インターネット関連の問題について少し追記しています。

編集過程において統計データを最新版にしていたのですが、一部古いものが残ってしまっており第2刷からは修正されます。第1刷の購入者の方には出版社のサイトで正誤表が出されております。今後、このようなことがないよう、編集の方々とタッグを組んで気をつけたいと思います。
◎南江堂ホームページ 正誤表

週刊医学界新聞への寄稿

医学書院で刊行している週刊医学界新聞に「これからの在宅看護学研究と教育への期待」と題して寄稿したものが掲載されました。

これまでの共同研究や科研での研究成果を踏まえて、研究の動向や、政策的な研究へのGISの導入、既存の統計データの活用などについて述べさせてもらいましたが、若干字数が不足し、教育についてはあまり触れられなかった点と、説明足らずになっているものもあるかと思います。まだ、論文化できていないものは、これから論文を書いて補足していこうと思います。

サーバーの移転

年末年始の休みにかけて、サーバーの移転をしました。
サーバーの契約から、新しいサイトの構築は1時間程度で、ドメインの移転が2時間ちょっとかかりました。

PHPのバージョンが上がったことや、モジュールモードが使えるようになったこと、APCuなども正式にサポートされているということで、ウェブサイトの表示速度は1/3程度になったと思います。
またowncloudの方も、設定を見直したこともありますが、ファイル転送の際に503エラーが出る機会がなくなりました。

元のサーバーの契約が半年程度残っていますが、意味のある変更であったと思います。



論文投稿に関する教育セミナー

12月初めに開催された第8回日本在宅看護学会学術集会で、担当した教育セミナー「学会誌への論文投稿の準備と査読への対応」の資料を一部修正したものを添付しました。この後、研修委員会の皆様と、e-learningにもっていく予定なので、前向きなご意見等をいただけると幸いです。

私も論文投稿しなければ。

添付ファイル:教育セミナー1「学会誌への論文投稿の準備と査読への対応」

白衣を捨てて街に出よう!