首都大の在宅看護の演習科目では、皮下埋め込み型ポートに専用の針を刺して、輸液ポンプを動かしてみる演習を行っています。
実際には、これに対応するシミュレーターは多くなくこれまでは3Bサイエンティフィック社のものを使用していました。 http://www.3bs.jp/simulator/catheter/w43007.htm
値段もそこそこするのでまず2台を購入し、追加で3台目を購入したところ、実際に針を刺すポートの部品が粗悪なものになっており、2年程度で針を刺したところから輸液が漏れるようになりました。
最初に購入した1,2台目は5年以上前に購入したものですが、医療用の本物のポートを使用しているため、まだ何の問題もなく利用できます。率直に言って今の商品は買わない方が良いと思います。
値段も変わらず、最近まで前の部品の写真が掲載されていたぐらいで、何の説明もなく部品が粗悪なものになったことに不満もあり、メーカーに問い合わせましたが交換もできないということなので、こちらで現場で使用されているポートを購入して交換しようとたくらんでいます。
プロフェッショナルの養成をするのに道具が本物でないなんて、シミュレーターとしての価値がない。もっとプロ意識をもって商品を作って欲しいです。でも海外の会社だからな・・・。
どこか日本の会社でちゃんとしたものを作ってくれませんか?