ワークステーション用のグラフィックボード

GISの描画速度がもう少し上がらないかなと感じていたので、新年度の研究費も使えるようになり、ワークステーション用とされているQuadro K620を購入しました。displayport対応のボードが初めてで、ケーブルを買い忘れてしまいましたが。

ハーフサイズの筐体にも入る大きさなのに、なかなか高性能です。凄い早いというより、予備力が大きいというのか、大型の2画面表示で動画を見ながらでもサクサク描画してくれます。

繰り返し表示させないといけない場合もあるので、だいぶストレス改善になりそうです。

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日本在宅看護学会誌への論文掲載

昨年の第4回日本在宅看護学会学術集会のシンポジウムでお話しした内容を基に一部加筆した原稿が日本在宅看護学会誌第3巻2号に掲載されました。

タイトルはベタですが「首都大学東京における在宅看護学実習の目標と進め方 -現状と今後の課題-」というものです。在宅看護の実習に興味をお持ちの方は、訪問看護ステーションの乙坂佳代さんと学生の立場で書かれている田代亞矢乃さんの原稿も合わせてお読みになることをお勧めいたします。

大胆に店開きしてしまったので、気恥ずかしくもあるのですが、シンポジウムの後、とある大学の教員の方から、「シンポジウムを聞いた卒業生から『私も首都大で在宅の実習をしたかった』と言われちゃったのよ」とコメントをいただき、ありがたく思いましたが、そんなことが言える師弟関係をお持ちの先生も大変うらやましく思いました。

厚生労働科学研究費の公募

平成27年度 厚生労働科学研究費補助金公募要項(二次)|厚生労働省. が公開されています。

このうち、健康安全確保総合研究分野 1.地域医療基盤開発推進研究事業 (1)地域医療基盤開発推進研究事業
の公募研究では在宅看護の研究者向けと思われるものがあります。

2-3.公募研究課題
 (1)研究課題名 臨地実習における教育体制のあり方に関する研究(27141401)
 (2)目標
  本研究では、療養の場の広がりに伴い多様化する実習施設において、病院のみでなく地域の小規模施設も含めた実習施設における実習指導者の実習指導能力育成のための研修のあり方や、看護師等養成所の教員と実習施設の実習指導者の連携の方法等を検討し、臨地実習の実習体制の整備に資する研究を推進する。
 (3)求められる成果・看護師等学生の実践能力向上のため、臨地実習の教育体制について検討を行う際の基礎資料。
 (4)研究費の規模等※
  研究費の規模:1課題当たり年間4000~6000千円程度※(間接経費を含む)
  研究実施予定期間:最長1年間 平成27年度~平成28年度
  新規採択課題予定数:1課題程度※
  ※研究費の規模等はおおよその目安となります。研究費の規模及び新規採択課題予定数等については、今後の予算成立の状況等により変動することがあります。
 (5)採択条件(( )内は条件を満たしていることを示す書類等)
  ・看護師等養成所における臨地実習に精通する専門家の意見が反映される体制が整備されていること

地下鉄サリン事件から20年

20年前の私は大学3年生でした。

1月に阪神の震災があり、看護資格をもつ編入生の有志の皆さんは春休みを利用して実際に支援に行ったりしていました。
僕はこの日はアルバイトで訪問していた障害のあるお子さんの通学支援のために愛育養護学校のある広尾で待ち合せのために通学時間よりは少し遅れて東横線に乗りました。
普段なら中目黒から日比谷線に乗りかえるわけですが、事件が起きた後で(その時は理由はわかりませんでしたが)地下鉄はすべて止まっていて、とりあえず渋谷に出てバスで日赤医療センターに行き、広尾駅に向かったところで、クライアントと待ち合わせができず、連絡を取ったところ急病で通学は取りやめになったということでした。
午後は大学で山崎先生の研究のお手伝いをする予定だったので、東大に向かおうと思いましたが広尾駅には状況を理解できない外国人が不安といら立ちで集まっていました。駅員さんに尋ねたところ、何かの爆発があったみたいということ、当面動きそうにないということだったので、拙い英語で外国人たちにそのことを伝えてから渋谷駅に戻り東大に向かいました。

東大に入学するときには自分自身が医療職になろうとは全く思っていなかった私にとって医療職への階段を歩み始めていた時期に、こんなに簡単に人が亡くなってしまう出来事が二つも続いて、少し心がぐらついたことも事実ですが、編入生の活動を見ていて、今の自分にはできない、たとえ小さい力でも確実に何かを変えられる人たちであることを尊敬できたし、懸命に人を助けようとする人たちの姿を見て臨床に出てみようという気持ちを強くした出来事だったと思います。

明日卒業する卒業生の皆さんには、入学式が開けなかった4年前の震災とその後がどのように映っているのでしょう。この4年間の学修のなかで何か心を打つものがあったでしょうか。
勝俣先生がお書きになられている状況からも、大きな事件、震災はその時だけではなく、その人の一生の中に残ることだと思います。残念ながら看護職はそのすべての期間に寄り添うことはできません。だからこそ、患者さんに出会えたそのタイミングに「もっとずっといてほしい」と思っていただけるように、自分のベストの看護が提供できるよう日々の研鑽を忘れずにいてほしいと思います。
ちょっと早いけれど、私からの手向けの言葉ということで。
(Facebookへの投稿を移しました)

参考:僕はサリンサバイバー:腫瘍内科医 勝俣範之のブログ

文部科学省の新設大学等への監査

文部科学省から新設大学がその後きちんと運営されているのかや、法人の規定が改訂された大学の問題点についてのチェック内容が公表されています。

新設の大学で情報が少ないと感じておられる受験生の保護者の方は、大学とは違う第三者の指摘も参考にして大学に尋ねてみるというのもよいかと思います。
もちろん大学側にも事情があり、「負債が多い」といった指摘には病院の建物を建て替えや設備投資の後で受験生にはメリットが高い場合も考えられます。

一般に看護系の大学では、「是正意見」という強い意見がついているものが他の系よりも多く見られ、「教員が定着しない」「不適格な教員がいる」(明日は我が身?)といった深刻な指摘も散見されています。新設大学よりも、それらの大学に教員を引き抜かれた中堅どころの大学が大変という話を耳にしていましたが、新設大学でさえ大変になってきているのが現状なのですね。
先日の看護系大学協議会の総会でも、大学院でのNPコースの話が出てきた一方で、文科省の担当者からは基礎教育の質の低下(正確にはばらつきでしょうか)が指摘されていたと伺っています。
全体の話はともかく私も在宅看護の部分で教育の質保証につながるような活動は続けていきたいと思います。

参考:講義は中学レベル、入試は「同意」で合格 文科省がダメ出しした“仰天大学”とは? (withnews) – Yahoo!ニュース.

白衣を捨てて街に出よう!